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被爆二世・三世・四世は被爆者青年同盟に結集せよ! 被爆者解放!日帝打倒!
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再び核戦争をくり返すな イラクへの派兵阻止せよ

 
 被爆者が自己解放かけ決起

 さし迫る帝国主義世界戦争・核戦争の危機に、被爆者の自己解放をかけた歴史的渾身(こんしん)の決起が開始された。

 7月5日、広島に原水禁、原水協などの既成の運動の枠を越えて、400人もの被爆者が結集し、米帝ブッシュに対し「平和公園の慰霊碑の前で、原爆投下の行為を謝罪し、つぐないとして核兵器を直ちに廃絶することを世界に宣言せよ。ヒバクシャは核廃絶の日まで生きる。核兵器なき世界をこの目で確かめるまで」と歴史的な集会を開催した。
 被爆者は、米帝ブッシュの「衝撃と恐怖作戦―ヒロシマ的心理効果を与える」というイラク侵略戦争に激しい怒りと危機感を抱き、核戦争の危機の切迫に対して、「ヒロシマ・ナガサキをくり返すな!核廃絶!」を叫び、原爆症にむしばまれる病身をおして断固決起した。
この闘いは文字どおり「核廃絶の日まで」、イラク反戦闘争を契機とした革命的大衆行動の一環として大きなうねりとなって世界規模で発展していく。
 
 現実化しつつある第3次世界大戦が、世界を幾度となく焼き尽くすほどの破壊力を持つ核戦争となることは、もはや明らかである。帝国主義により人類は滅亡させられるのか、それとも労働者階級と被抑圧民族人民の国際連帯・国際的内乱による世界革命の勝利をもって、全人類の解放を手に入れるのかという、人類史上画期をなす時代が到来している。
 今こそ、ヒロシマ・ナガサキを原点とする革命的反戦闘争の大爆発をかちとり、戦争と抑圧の元凶・帝国主義を打倒しよう! 

 米帝の世界核戦争計画粉砕

 「戦闘終結宣言」にもかかわらず、米英帝国主義はイラク人民のゲリラ戦により民族解放・革命戦争の泥沼に引きずり込まれている。しかし、米帝ブッシュは、中東の石油資源独占の野望をますます強め、絶望的で凶暴なイラク軍事占領を継続しつつ、イランの核開発を口実に中東侵略戦争をさらに拡大しようと策動している。日帝のイランの油田開発に対して、「核開発」をしているイランとは契約を締結するなと、むき出しの争闘戦に打って出ている。
一方、北朝鮮問題に関しても、KEDOに基づく軽水炉原発建設について、米帝は、自ら北朝鮮への重油の提供を一方的に停止したことにとどまらず、韓国や日本に対して、建設の中止を強要し、北朝鮮スターリン主義政権への戦争重圧を加えるとともに、アジアにおける対日争闘戦へ激しく打って出ている。
 
 圧倒的な核戦力を有する軍事大国としての米帝は、そのスーパーパワーに物言わせ、自らの生き残りをかけて、イラク戦争を出発点に、世界戦争・核戦争計画を次々と発動し始めたのである。
それは、イラクへの小型核爆弾並みの破壊力をもつ新型爆弾の大量投入と劣化ウラン弾の無制限の使用にとどまっていない。
北朝鮮に対し、核先制攻撃を柱とする作戦計画「5027-03」を策定し、地下壕破壊用爆弾-バンカーバスターに小型核を搭載する計画を実行に移そうとしている。
さらに、中国をにらみ、01年のQDRに基づき、今年10月には、巡航ミサイル搭載可能に改良されたトライデント原潜4隻を、中国近海に配備する計画が進められている。
 全中東を、朝鮮・中国・アジア-全世界を核戦争の戦場とする、米帝のこの世界核戦争計画を、いまこそ国際的内乱で粉砕しよう。

 中東石油狙いイラクに出兵

 米帝ブッシュの世界戦争・核戦争計画の発動という事態を前に、アジアにおいて新たな「大東亜共栄圏」ともいうべき「東アジア経済圏」構想を実現する以外に道のない日帝は、日帝自身の北朝鮮(中国)侵略戦争のために、有事立法を強行した。
さらに、中東石油の強奪戦に直接参戦しようと、イラクの戦場に自衛隊を派兵しイラク人民虐殺に手を染めるイラク新法を強行しようとしている。
しかもイラク新法は、当事国の主権は無視して日帝自身の独自判断で出兵を強行するという侵略法そのものである。
このイラク新法と有事立法が結び付けば、イラクの次は北朝鮮(中国)への侵略派兵である。アジア侵略とその必然の帰結としてあったヒロシマ・ナガサキを繰り返させないために、イラク新法を絶対阻止し有事立法攻撃を粉砕しなくてはならない。
 
 さらに、こうした攻撃と軌を一にして強化される日帝の改憲と核武装の策動を絶対粉砕しなくてはならない。
福田の「非核3原則見直し」発言などの小泉政権の閣僚・官僚どもによる核武装の宣伝扇動に続いて、与野党議員103人でつくる「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」が「相手(北朝鮮)基地への攻撃能力の保有」と「集団的自衛権の行使」を公言するにいたり、小泉自身も先日の日米首脳会談において「MD(ミサイル防衛)は日本の防衛の極めて重要な課題」と発言するまでにいたっている。
 有事立法・イラク新法とともに一気に激化する、日帝の核武装・改憲攻撃を粉砕し、イラク派兵、北朝鮮(中国)侵略戦争を絶対阻止しよう。 
 
 有事立法を強行した日帝は、これに追い打ちをかけるイラク新法攻撃をもって、今秋にもイラクへの自衛隊派兵を強行し、自衛隊出兵から北朝鮮侵略戦争・国民総動員・改憲への道を突き進もうとしている。
そのために、「拉致・核武装」キャンペーンによる「北の脅威」をあおる排外主義イデオロギーの大洪水の中で、日帝・小泉は「対話と圧力」の名による戦争政策を万景峰号を始めとする北朝鮮船舶の入港拒否・規制として開始した。

 8・6-8・9へ大結集しよう

 しかし、闘いは、なんら決着がついたわけではない。
階級闘争が敗北しない限り、日帝の戦争攻撃は泥沼的に内乱化する。
すでに、今春闘において72時間ストを闘いぬいた動労千葉は、有事立法強行に対して堂々と「戦争協力拒否宣言」を発し、20労組を中心とする労働者階級の闘いも、6・10日比谷野音集会を出発点に「戦争協力拒否」を呼びかけるものとして開始された。

 排外主義にまみれ祖国擁護運動の最先兵と化している民主党・連合の階級支配を食い破る、革命的祖国敗北主義の実践が端緒的に開始されているのだ。
今こそ、この開始された戦闘的労働運動と、ヒロシマ・ナガサキを原点とする反戦闘争が真に結合すべき時なのだ。
なぜなら、ヒロシマ・ナガサキこそ、帝国主義段階において資本家階級と労働者階級の階級対立の非和解性が、労働者階級の一方的で極限的な犠牲という形で極点に達したことの証明であり、労働者階級がヒロシマ・ナガサキをくり返す帝国主義核戦争に対して闘うことは、自己解放そのものだからである。
 
 被爆者とは被爆した労働者階級である。
被爆者の戦争への怒り・憎しみ・戦争加担への悔恨-これらをとおして貫かれる戦争への非和解性こそ、ヒロシマ・ナガサキの原点の核心として階級的に共有されるべきものである。
 
 そもそも、被爆地広島・長崎は、被爆者の存在とともに帝国主義戦争を非和解的に告発し続ける反戦運動のメッカとして、革命的反戦闘争のイデオロギー的源泉であり、内乱の根拠地である。
帝国主義世界戦争・核戦争の新たな過程が開始された今、排外主義に総屈服し再び国連への平和請願運動をもって闘争を敗北へと導く既成原水禁運動を、圧倒的に凌駕(りょうが)する8・6-8・9闘争の大爆発をかちとろう。
闘う朝鮮・中国・アジア人民、中東人民と連帯し、「侵略を内乱へ」を貫く国際反戦闘争の発展をかちとろう。
 
 わが全国被青同は、親兄弟である被爆者とともに、この闘いの先頭で闘うことをとおして、日帝の被爆者抹殺・英霊化攻撃を粉砕し、不慮の事故により、志半ばにして倒れた友野幽前委員長の遺志を継ぎ、高陽病院建設運動の発展と反戦被爆者の会、全国被青同の組織建設強化をかちとる決意だ。
すべての労働者、学生、市民の皆さん、ともに闘おう。

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被青同は虐殺許さない
被爆者の怒りで米日帝のアフガン侵略戦争阻止を
 
             全国被爆者青年同盟委員長 友野 幽

 
全世界のプロレタリアート人民へ、被爆者、被爆二世、三世より訴える。

 
 九・一一反米ゲリラを口実とするアメリカ帝国主義主導の全面的な中東・アフガニスタン侵略戦争がついに始まった。「報復」という名の帝国主義による侵略戦争を断じて許すな!
 帝国主義国の労働者階級人民よ! ヒロシマ・ナガサキの原爆地獄は、日本帝国主義のアジア侵略戦争に日本の労働者階級人民が加担した帰結としてあったのだ。
ヒロシマ・ナガサキを決してくり返してはならない。
今こそ、被抑圧民族人民との国際主義的連帯にかけ、帝国主義国プロレタリアートの真の階級的利害にかけて米日帝国主義の軍事報復=アフガニスタン侵略戦争反対に立ち上がろう!
 
 二〇〇一年九月十一日、満身核兵器で武装された世界最強を誇るアメリカ帝国主義の中枢中の中枢で、反米ゲリラが炸裂(さくれつ)。
世界貿易センター南北ビルは崩れさり、軍事的牙城(がじょう)ペンタゴンが壊滅的打撃を受けた。われわれ被爆二世は、まずもって、この決死のゲリラに決起した彼らが訴えるものを、しっかりと受けとめたいと思う。
 九一年湾岸戦争、九九年ユーゴスラビア侵略戦争で大量の劣化ウラン弾を撃ち込み、今なおイラクの子どもたちに放射線障害の犠牲を強いた者は、いったい誰か。
四八年イスラエル建国デッチあげ以来、中東支配、石油支配の独占を狙ってパレスチナ人民から土地を奪い、屈辱的な難民キャンプ生活を強い、迫害と殺戮(さつりく)の日々を強制してきた張本人は誰か。
米帝ではないか!
 
 パレスチナ難民の子どもたちがヒロシマを知っていたと聞いて、私は大変衝撃を受けた。
その子どもらの頭上に米帝はイスラエルを先兵にミサイルを撃ち込み、戦車砲とブルドーザーで民家の破壊に及んでいるのだ。断じて許せない!
 米帝ブッシュは、「反テロリズム」を゛踏み絵″に中東・パレスチナ人民の民族解放の武装闘争を圧殺し、世界の米帝的再編のためにアフガニスタン人民を゛生け贄(にえ)″にしようとしているのだ。全世界を戦争の火の海にたたきこもうとしているのである。
 万国の労働者と被抑圧民族は団結せよ! 
中国やロシアなど、残存スターリン主義、崩壊スターリン主義の帝国主義への屈服、裏切りを許さず、国際帝国主義強盗どもの世界再分割争奪戦、帝国主義侵略戦争、帝国主義間戦争、世界核戦争―第三次世界大戦の危機をなんとしても阻もう!
 九・一一ゲリラはそのことを訴えているのだ。
 
 許せないのは日帝・小泉首相である。米帝ブッシュの帝国主義間争闘戦-侵略戦争に弾き飛ばされまいと、アフガニスタン報復=侵略戦争参戦をファッショ的に決断。
九月十九日、軍事報復支援に自衛隊派遣など対応七項目の措置を発表した。
すでに在日米軍基地からアフガニスタンに向け、戦闘爆撃機、空母キティーホークが出撃している。
広島の秋月弾薬廠(しょう)から岩国米軍基地へアフガニスタン人民虐殺のための弾薬が運び込まれている。あらゆる手段を尽くしてこれを阻もう!
 小泉首相の言う「憲法の枠内、武力行使と一体化しない」などペテン極まりない。
日帝・小泉は、米帝の九・一一「報復」戦争を奇貨として、「新法」をもって侵略戦争に本格的に踏み出し、一気に集団的自衛権行使=対外侵略武力行使、有事立法、改憲へと突き進もうとしている。
断じて許してはならない。これを許せば、揚げ句の果てにヒロシマ・ナガサキがある。
劣化ウラン弾や地下壕破壊型核兵器B61-11が使われることは必至なのだ。
われわれはこれを決して看過する訳にはいかない。
 
 考えても見よ! 米帝は原爆投下を謝罪したか?
 核と帝国主義によって、半世紀経た今もなお被爆者は殺され続け、私たち被爆者の子供たちにまで原爆の爪は襲いかかっている。帝国主義への被爆者、被爆二世の怒りは、深まりこそすれおさまることはない。
 アメリカでは「報復」戦争反対の数千人のデモが世界貿易センターのあったニューヨークで闘われ、ベルリンでは「ドレスデン、ハンブルク、ヒロシマ、ベトナムにテロを加えてきたのは誰だ!」との横断幕が掲げられた。パキスタンのカラチでは銃撃で死者を出しながらの反米デモが闘われている。
 
 今こそたたかうアフガニスタン人民、パレスチナ人民、アラブ諸国人民と連帯し、性根をすえ、「米帝の軍事報復=アフガニスタン侵略戦争粉砕! 日帝の侵略戦争参戦阻止!」に決起する時だ。直ちに、反戦行動に立ち上がろう。十・二一国際反戦デーに午後二時、原爆ドーム前から戦闘的デモに決起しようではないか!
 
 わが全国被爆者青年同盟は反戦被爆者の会と共に、被抑圧民族人民との連帯にかけ、命にかけてその先頭に立つ。共に闘わん!
 
 二〇〇一年九月二十五日


小泉首相の祈念式典出席許すな
戦争国家化・核武装化阻止しよう


第三次大戦・世界核戦争の危機の現実化
 


被爆五十六周年八・六-八・九反戦・反核闘争は、戦後最大の階級決戦情勢の中で迎えようとしている。帝国主義がその基本矛盾を世界大恐慌と新たな侵略戦争―世界戦争として爆発させていく過程に突入し、アジアが核戦争危機の最大の火点となった。
 死の苦悶(くもん)にのたうち回る帝国主義諸列強による帝国主義間争闘戦を原動力とし、ロシアや残存スターリン主義中国・北朝鮮の取り込みまたは体制転覆的取り込みを当面の危機点として、第三次世界大戦・世界核戦争の危機が現実化している。
 中国・朝鮮-アジアを最大の標的とした米帝ブッシュ政権の核軍事力を振りかざした世界再編、帝国主義的勢力圏化・再分割戦への踏み込み、拡大ミサイル防衛構想の核戦争戦略は、先制第一撃能力の確立、先手必勝ということである。 米帝の対日争闘戦とその戦争化に追いつめられ、断崖絶壁に立たされた没落帝国主義日帝は、ついに極右政権=小泉反革命を登場させ、いよいよアジアへの帝国主義的侵略戦争とそのための戦争国家化と同時に独自の核武装攻撃を強めている。


 被爆を「受忍しろ」と迫る小泉反動政権

 
 小泉反革命の最大の特徴は、「過去の戦争への反省」という戦後日帝がしぶしぶではあれ掲げてきた文言を投げ捨て、過去の戦争を公然と賛美し、新たな戦争をくり返そうとしている点にある。
 そのために「国は国民のため」との戦後的価値観を「国民は国のため」へと転換させ、国家・天皇制への忠誠を再び強制し、「改革」に伴う痛みは我慢しろ、首切り、リストラも「お国のためだ。耐え忍べ」というのだ。
 ゆきつくところは、被爆も「国を挙げての戦争による『一般の犠牲』として、すべての国民に等しく受忍しなければならない」(八○年茅答申)、 「(被爆は)戦争中のことでもありやむを得なかった」(七五年天皇ヒロヒト)ということだ。
 これでいいのか! こんな小泉の「恒久平和」などの言辞にだまされるな! 「在韓被爆者に対する健康管理手当打ち切りは法の下での平等に反する」との大阪地裁判決を不服として、国は控訴した。これが小泉の正体だ!


 新たな戦争狙う小泉の憲法九条改憲攻撃

 
 小泉首相は四月二十七日の自民党新総裁就任後の記者会見で、「憲法九条は、日本は戦争の後遺症が強いから、政治課題にのせるのは難しい」と、労働者階級人民の反戦意識を「後遺症」と言い放った。困難ではあるが今や「後遺症」は克服すべきだとの改憲意思を表明したのだ。
 原爆地獄の地の底からの血叫び、「くり返すな! アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキ」の圧殺宣言である。「後遺症」とはなんたる言い草か! 被爆者(被爆二世、三世)は被爆から半世紀経った今もなお、原爆後遺症と帝国主義によって殺され続けているのだ! この原爆と戦争、核を必要とする者どもに対する人間的本源的怒りを「後遺症」などと罵倒し、改憲を狙う小泉を絶対許すな!


 被爆者の「英霊」化狙う小泉の祈念式典参加=慰霊碑参拝粉砕

 
 小泉首相の、六・二三沖縄-八・六広島、八・九長崎祈念式典参加=慰霊碑参拝―八・一五靖国神社公式参拝は、戦争犠牲者を「英霊」化する攻撃である。
 日本軍によるアジア人民虐殺の「血で書かれた歴史的事実」を抹殺し、沖縄戦の犠牲、被爆死、異国の戦場での野垂れ死にを「靖国の魂」で限りなく美化し、「今日の平和と繁栄の尊い犠牲」「平和の礎」と「英霊」化するものである。
 さらに、若者に向かって日米帝国主義のアジア勢力圏化をめぐる争闘戦に命を捧げる「誇るべき日本人」「特攻隊」たれ、「お国のため、日帝ブルジョアジー延命のために命を捧げよ、これこそ尊いことだ」とあおる攻撃である。
 ヒロシマ・ナガサキの階級性を解体しようとする、この小泉反革命の祈念式典出席-「英霊」化攻撃粉砕の闘いは、労働者階級人民総体にとって、プロレタリアート自己解放の重要な環である革命的反戦闘争の「原点」をめぐる課題だ。
 闘うアジア人民と連帯し、六・二三沖縄-八・六広島-八・九長崎-八・一五靖国神社公式参拝と続く小泉の「英霊」化=戦争動員攻撃を断固粉砕しよう! 小泉の来広・来長攻撃を断じて許すな!

 
日帝独自の核武装攻撃強める小泉政権

 
 日帝・小泉の被爆者「英霊」化-抹殺の狙いは、本質的に対米対抗性をもった日帝独自の核武装の道、核武装=改憲、改憲=核武装への踏み込みにある。それはNMD・TMDへの参画をもテコに、集団的自衛権行使を「研究する」と宣言し、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の再稼働-核燃サイクルの推進、いつでもミサイルに転用可能なH2ロケット再打ち上げ策動、情報収集衛星(偵察衛星)の国産決定、中谷防衛庁長官の「TMD日本独自運用」発言などに明らかに示されている。
 被爆者の核に対する怒り、憲法九条にこめた平和への希求を、「空論」(「つくる会」公民教科書)と嘲(あざけ)り、核抑止力論をあおる教科書を、あろうことか被爆地ヒロシマで使えと教育労働者に強要しているのだ。
 小泉の言う「平和」というペテン的言辞にどうしてだまされよう! 小泉が「二度と戦争をくり返さないために靖国神社に公式参拝する」と言うのは戦争をしないというのではない。「負ける戦争はくり返さない」ということにほかならない。こんな反革命的ペテンにもはやヒロシマ・ナガサキはだまされはしない。

 
 小泉政権打倒、教育改革-有事立法・改憲絶対粉砕へ

 
 今夏の八・六広島-八・九長崎反戦・反核闘争は、極右小泉政権の反人民的反革命的「改革」攻撃との階級決戦場として一挙に押し上げられた。
 戦争突撃政権=小泉反革命の「構造改革」とは、日帝・独占金融資本の延命のために、労働者階級人民にすべての矛盾と犠牲を転嫁するものであり、∧外に向かっての侵略戦争-内に向かっての階級戦争∨への挑戦そのものである。
 日本労働者階級人民に問われていることは、血債の思想の実践的貫徹にかけ、朝鮮・中国-アジア人民との国際主義的連帯にかけて、戦争突撃政権=小泉反革命に対し真っ向から対決するのか、それとも再び自己の階級性を解体し、帝国主義の侵略戦争-アジア人民虐殺という階級的犯罪に手を染め、自ら階級としての恥ずべき死、人間としての屈辱的死をくり返すのか、この二者択一である。
 「くり返すな!」を小ブル平和主義的スローガンへと変質させた既成原水禁運動を、質量で真にのりこえる絶好期が到来した。アジア侵略戦争を「自存自衛」だの「アジアの解放」などと居直り、祖国擁護イデオロギーをくり出して、帝国主義戦争をくり返そうとする日帝・小泉政権に対し、もはや社共・既成原水禁運動のような祖国擁護主義では闘えない。小泉反革命と真っ向から対決する闘う新しい階級的潮流こそ戦争を止め、核を廃絶する力だ。
 すでに、被爆地・広島を主戦場に教組・教育労働者を先頭にした教育決戦が爆発している。「ヒロシマ・ナガサキをくり返すな!」「教え子を再び戦場に送るな!」を原点として「日の丸・君が代」強制拒否に決起した教組・教育労働者に対する大量処分攻撃に、反撃の闘いが開始された。
 被爆五十六周年の八・六広島-八・九長崎反戦・反核闘争を、「小泉政権打倒! 教育改革-有事立法・改憲粉砕! 日帝の戦争国家化・核武装化阻止!」の闘いとして爆発をかちとろう! 「改憲=核武装」派へ転向した日共スターリン主義、今や「日本人の郷土的風土」を押し出し国粋主義・日本民族主義の鼓吹者に転落したファシスト・カクマルの闘争破壊を許さず、今こそ、「くり返すな! アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキ」をかかげて闘おう!
 全国から八・六広島-八・九長崎反戦・反核闘争へ総結集し、小泉首相の祈念式典参加=慰霊碑参拝を粉砕せよ! 闘う朝鮮・中国-アジア人民との国際主義的連帯にかけて、日帝のアジア侵略を内乱へ転化せよ! 
 「被爆者解放・日帝打倒!」の旗の下、すべての被爆二世、三世は全国被爆者青年同盟に結集せよ!
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