ヒロシマ・パレスチナ連帯

委員長です。
イラク侵略戦争５周年全世界反戦行動3・１６全世界一斉デモは、パレスチナ・ガザに対する殺戮弾劾・ヒロシマ・パレスチナ連帯としても闘われました。 
遅くなりましたが、3・16にまかれたビラを紹介します。

アメリカはイラクから出てゆけ！航空自衛隊は米軍への給油をやめろ！
イスラエルはパレスチナ・ガザでの殺戮をやめよ！　

平和を求める広島市民のみなさん。
中東のパレスチナ、キリストが生まれたこの地が今、イスラエルに占領され、想像を絶する殺人と殺戮が行われています。

パレスチナは第二次世界大戦後の混乱の中で、 アメリカとソ連が結託して、そこに住んでるアラブ人から奪われ、イスラエルが建国されました。
しかし、永い困難な解放闘争を通じて、ついに一昨年、民主的な選挙でハマース政権が成立し独立への動きを早めました。
ところが旧指導部であるPLOのアッパス大統領は、自分たちの利権が失われることを恐れ、アメリカと一体になってハマース政権の弱体化と解体を目論んできました。
その結果、ヨルダン河西岸ではハマースの支配は崩れ、エジプトに隣接するガザ地区だけに影響力がのこりました。

しかし昨年秋、ガザからも影響力をなくそうとして、PLOがクーデターを起こしました。
これが失敗に終わったために、イスラエルが2月以来全面攻撃にうってでました。
無差別攻撃による死者は、老若男女を問わず111名の多数です。
ハマースはパレスチナの労働者民衆の強力な支持を得て、これを反撃し、現在停戦状態になっています。
しかし、停戦とは名ばかりで、依然としてイスラエルによる暗殺攻撃は続いています。

ヒロシマからイスラエルの攻撃はナチスによるホロコーストであり、断じて許さないとの声をあげていきましょう！
ヒロシマとパレスチナが心から連帯する時です！

イスラエルによる核開発を許すな！核開発を告発したバヌヌ氏に自由を！

良心の囚人バヌヌ氏をヒロシマは見殺しにしない！

イスラエルのこうした植民地支配、他民族の奴隷化はアメリカの尖兵として行われています。
中東が石油の宝庫であることに目をつけたアメリカ帝国主義は、イスラエルという人工国家を作っていつでもアラブ世界の民族解放運動を弾圧できる体制を作ってきました。

その軍事的土台が、イスラエルの公然の秘密になっている核保有です。
イスラエルの持つか持たないかは明確にしない「あいまい戦略」を、イスラエル国内から告発したのがモロッコ生まれのユダヤ人技術者＝モデルハイ・バヌヌ氏でした。

ヒロシマ原爆の惨状に衝撃を受けて核開発を告白したバヌヌ氏は、イタリアで拉致され、裁判で裏切り者と判決されて以降獄中18年、その多くを独房での厳しい生活を強制されました。
2004年、釈放されてからも、国外に出ること、海外のマスコミの取材を受ける事が禁止され、それに違反したとして数度逮捕されています。
この間、2004年の秋にはスコットランド・グラスゴー大学の理事という公職に選出されながらも一度も大学を訪問することも許されていない。


彼のヒロシマへの招請を実現する計画です。
支援を訴えます。