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被爆二世・三世・四世は被爆者青年同盟に結集せよ! 被爆者解放!日帝打倒!
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夾竹桃です。
6月1日、 5・29の法政サミット大弾圧の不当逮捕に、完黙・非転向で闘っている学生たちと固く団結し、部落大衆と労働者の階級的団結で部落解放を闘いとる集会として「6・1部落解放広島共闘集会」は勝ち取られました。
集会のあいさつの最初に、反戦被爆者の会 会長大槻泰生さんが怒りをこめて「労働者階級を分断しようと敵階級は必死に攻撃をかけてきています。部落民と労働者、被爆者をバラバラにしないと戦争に突き進めないからです。私たちはバラバラにされてはいけないのです。」と熱いアピール。

20080601_3o.jpg

以前よりはお元気になられたとはいえ、星野救援運動、被爆者解放運動と痛みを押しての連続の闘いでお体が心配でしたが、被爆者解放とともに部落解放に半生を賭けきっていらした大槻さんの階級的怒りと「差別」を利用する「血債主義」「糾弾主義」への烈しい怒りと闘志は会場を圧倒する気迫に満ち満ちていました。 

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住宅差し押さえ攻撃と闘う大阪・西郡の2名の仲間の特別アピールはとても感動しました。
「法政で弾圧された学生の中には、ともに住宅差し押さえ反対を闘い仲良しの子たちがいっぱいいる。あの子は大丈夫やろか?この子はどうなんやろ?と一報が入って以来、西郡のみんなが心配したが、後に続かなアカンとみんな闘うことで応える決意です。」
「八尾市はなんとかして一人ひとり切り離そうと上手いこと言ってエゲツナイことをやってくる。そんなんにはもう騙されない。西郡では団結が合言葉になっている。」
「サブプライムローンと同じ貧しい者を喰いものすることが西郡でも起っている。出て行け!死ね!というのが八尾市の攻撃。これが民営化の正体。これと勝つまでずっと闘い続ける。」
うん、これが非妥協で闘う部落民の矜持だ!と背中をドーンと押されるほどの感動でした。

特別講演の小山たかしさんは、ますます明晰明快に「差別糾弾とは何か」を階級的視点から提起。
糾弾闘争の歴史についてのお話を伺い、階級的スタンスには決して起ち切らない「糾弾主義」の大きな誤りを考えさせられました。
狭山差別事件への氏の執念の糾明などのお話は、どうして、今まで狭山差別糾弾闘争が私たちの手から分断されていたのか。その分断を許してきたことへの自身の自己批判をこめて狭山差別の再学習をし、石川一雄さんとともに闘う決意を固めることができました。

決意表明で印象的だったのは広大部落解放研究会の学生、岡山大学そして広大新入生の発言は弾圧を跳ね返し成長する学生革命家の姿であり、全逓解放研の青年労働者の鋭く正しい批判でした。

集会と関係ありませんが、個人的にハラワタが煮え繰り返るほど許せないのは、高校生の弓場さんを死に追いやった日共と解同本部派とによる差別事件への換骨奪胎が、現在一部で意図的に行われていることです。
弓場さんの死を持っての抗議を、バリケード封鎖し闘ったあの闘いを、デッチあげ「差別事件」のために利用するトコトン卑劣な根性は絶対許さない。
あの闘いを引き継ぎ闘った者として、これは決して一歩も引けない。
そもそも今になって大学受験を口実に途中で放棄しバリケードから逃亡した奴や、その後一切闘わなかった奴に弓場さんを語れる口はないのだ。
そして、転向した人物が当時如何なることを私たちに「指導」していたのかはっきりと覚えている。指導責任も忘れ去ったように、恥知らずにも程があるということすらも忘れ去ったようだ!
日共、解同本部派と手を組み、自民党の軍門に下りたければ下るがいい。
階級的労働運動路線のもと、「血債主義」「糾弾主義」を粉砕し、人類解放のプロレタリア革命を必ず私たちはもぎとる!
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» 無題
弾圧に負けずにがんばれ!水平社の敗北を乗り越える道は、やはり権力に対する完黙・非転向立場の堅守と労働者階級との団結にあると考えます。広島事件もその過程の軋轢・生みの苦しみであり、そのために相互批判(糾弾闘争を含む)-自己批判の過程を含むのではないかと考えています。ともにがんばりましょう!
生駒山 2008/06/04(Wed)15:17:00 編集
» 生駒山さんへ 亀レス申し訳ありません。
随分とご無沙汰しておりますが、お元気そうで何よりです。
A&Uへのコメント、JR尼崎事故の原因である「分割・民営化」への見事な看破!読み応えありました。

さて、水平社運動の敗北はまさしく転向でありました。
権力との絶対非和解=完黙・非転向をひとたび貫けなかった組織、運動体は、それが労働者階級に属している組織であれ、被差別・被抑圧階層に属している運動体であれ、急坂を転げ落ちるように腐敗し転向していくのは、革命運動の歴史的教訓として私たちは学んだはずです。
その教訓から新たな革命的共産主義運動を創設しました。

しかし、決定的に私たちに足りなかったのが、生駒山さんもご指摘の労働者階級としての団結に起ちきる思想と階級的感性でした。
分断支配として労働者階級に持ち込まれた差別を固定化するものとして血債、糾弾を捉えていた。
この「思想」は永遠に主体を革命の彼岸においても語れるし「運動」できるのです。
これが私たちの闘いを勝利させることが出来ない決定的な思想的後退でありました。
労働者階級の特殊的解放こそが人類の普遍的解放になる、その立場に起ってはじめて、部落解放、あるいは被爆者解放という被差別・被抑圧階層の解放闘争は主体の責任となるのだと考えます。

凡そ革命を志す共産主義者の同志間にあっては、「尋常」ではない相互批判があって然るべきであり、そうでなければ共産主義運動としては死をも意味する腐敗を生みます。
例え私が被爆二世であろうと、革命運動に起ちきれなければこの私を獲得するための周りの同志の総力を挙げた批判がなされるでしょう。
実際、何度も批判の対象になりましたし、今後も同志的批判の上に私という存在は成り立つことでしょう。
権力と非和解であり続けるには、実はこの厳しいまでの同志的信頼=団結がなくてはならないのだと思います。

被爆者・二世のそして帝国主義が打倒されない限り未来永劫何代にもわたる痛みや不安と苦悩は被爆者・二世しかわからない!なんてこれは被爆者・二世の敗北宣言だと考えます。

ともに団結していきましょう!
夾竹桃 2008/06/09(Mon)00:12:14 編集
» 夾竹桃さん?はじめまして
『凡そ革命を志す共産主義者の同志間にあっては、「尋常」ではない相互批判があって然るべきであり、そうでなければ共産主義運動としては死をも意味する腐敗を生みます。 』

確かにそのとうりです。ただ「尋常」でない相互批判って、どういう事として捉えればいいのでしょうか?
荊の道 2008/06/09(Mon)19:29:59 編集
» 適切な用語ではありませんね。
荊の道さん。
「尋常」なる表現は、私の辛辣な揶揄として書いたのですが、やはり、直截に展開すべきでした。(時間が押してる時にコメ返する方にはおわかりになるだろうとやってしまうんですが、改めなきゃですね)

被差別・被抑圧階層の同志であろうと指導・被指導の関係であろうと共産主義者として相互批判がなされなければならない、ということです。
被差別階層である被爆者解放戦線だから、そこに結集しているイストあるいはイストたらんとしている者だから、口出しは相成らぬ、なんてありえない、あってはならないということです。

言葉足らずで申し訳ありませんが、ご理解に至る返答でないようであればメールくださいませ。
夾竹桃 2008/06/09(Mon)23:22:06 編集
» 自分への突っ込みです。
わたしは、コメントで「労働者階級との団結」書きましたが、夾竹桃さんのコメントを読んで「労働者階級としての団結」と訂正するほうがよいですね。
戦前の水平社を学習すると小作争議を指導している農民が多いので、そういう人々も労働者階級とするのはどうか?といろいろ考えたのですが……、今の時代を考えると水平社を引き継ぐ闘いの主軸は圧倒的に労働者階級ですからね。
生駒山 2008/06/17(Tue)07:38:14 編集
» 夾竹桃さんコメントありがとうございます。
夾竹桃さんの
>被爆者・二世のそして帝国主義が打倒されない限り未来永劫何代にもわたる痛みや不安と苦悩は被爆者・二世しかわからない!なんてこれは被爆者・二世の敗北宣言だと考えます。
という言葉を、僕は重く受け止めました。
わたしはこのように考えています。私が個人で、被爆者の思いをすべて受け止めることはできないし、たとえ部落民ということを自覚してもそれは無理だと思います。
やはり、労働者階級の一員の一人として自覚したときにはじめて受け止められるのだと。
生駒山 2008/06/18(Wed)14:45:10 編集
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