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被爆二世・三世・四世は被爆者青年同盟に結集せよ! 被爆者解放!日帝打倒!
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星野文昭さんは、ヒロシマを原点に闘いを開始し、獄中33年間、非転向でオキナワに人生を賭けて闘い抜いています。
その星野さんの再審をかちとるため、「広島星野文昭さんを救う会」主催による集い「ヒロシマ、オキナワ─星野を結ぶ」に参加してきました。 
講演は、「なぜ沖縄に米軍基地が押しつけられているのか」と題して、広島修道大学教授 野村浩也さん。

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 冒頭、何度も野村さんが繰り返されたのは「事実を事実として掘り下げることは、見たくない厳しいものを見なくてはならない」ということでした。 
「核兵器のすぐ側で育った」とおっしゃる野村さんは沖縄・コザ生まれ。
野村さんの原風景は、基地の金網であり、朝ベトナムへ飛び立ち、夕方に帰還してくるB52爆撃戦闘機であり、基地そのもの。
ベトナムの子どもや人々を虐殺するために出かけ帰って来る戦闘機、「沖縄は悪魔の島と呼ばれた!沖縄を悪魔の島にしたのは誰なのか!」舌鋒鋭く本土が沖縄に強制し続けている基地の事実と現実を突きつけてこられます。
沖縄の基地の始まりは、日本による琉球併合による新たに「獲得」した住民を治安弾圧するために始まっていること。
1944年、日本軍による沖縄の基地建設の本格化は、沖縄を防衛するためのものではなく、文字通り本土決戦の防波堤・捨石として作られたこと。
その帰結として日本軍による住民に強制された集団自決があり、それ以上に非道な軍による住民虐殺がおこなわれたこと。
沖縄戦以降、米軍は住民を収容所に閉じ込め、無人となった島内の土地を奪い進駐したこと。
硫黄島と同じ「良い位置」に存するという理由で沖縄は兵站基地として永久基地化されてきたこと。
1952年4月28日、サンフランシスコ条約により本土から沖縄は米軍に「正式」に売り渡されたこと。
そして今現在もなお、基地の厳しい事実に現実に毎日毎日、本土・日本人から基地を強制され続けていること。
沖縄の事実はギリギリと鳩尾のあたりをえぐります。

安保を真剣に考えずにいる本土・日本人、連帯を容易く口にする本土・日本人と野村さんの鋭角的な提起は続きました。

討論に入り、白熱した激論を交換しました。
なかなかこれほど講師と討論ができる講演というのは滅多にありません。
講師の野村さん、主催者の前向きな熱意に感謝です。

集会後、野村さんにご挨拶に伺った時、「星野さんは非転向っていうところが凄いわけです。凄い闘いを33年間も獄中でされている。ならばこそ、外にいる人たちはどう動くのか、これが問われているんだと思うんです。」と仰った言葉に、ヒロシマとオキナワ、そして星野さんが完全に繋がっていることを改めて確信できました。
星野さんを取り戻す運動を、職場生産点、地域で飛躍的に前進させようとの主催者のまとめの発言は、私自身の決意ともなりました。

私たち被青同の師であり親でもあった石田郁夫さんの著作を、「随分とこの本は参考になります。」と講演台に置いていらした野村さん。
ぜひとも、野村さんとはこれを機会に討論を重ねて行きたいと思いました。

夾竹桃
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» 同感です
野村先生の話、聴けて本当によかったです。
オレは、基地を「本土」に持って来なくても、沖縄とつながって本気で基地撤去=安保廃棄のためにたたかう労働者はたくさんいると思いました。少なくとも、オレの周りにはたくさんいる。

でも、今の体制内組合はそうじゃない。沖縄を救済や同情の対象や選挙で勝つためなどに利用するものとしか考えていない。野村先生の怒りは当然だと思った。
オレたちは、沖縄の状況・問題・事実・たたかいを、「当事者として」、ともに考え行動していきたいですね。
戦争と、そのために必要な基地を必要とする支配者、資本と国家を本気でぶったおしたい!革命っきゃない!っすよね。選挙なんかじゃ解決されない。労働者の団結でのみ解決できる。(革命をつぶそうとする、ブルジョア軍の兵士たちが、軍服を着た労働者として革命軍になれば、オレたちはつぶされない。殺されないし。)
オレたちが何をめざしているかはっきりさせて、先生とはこれからも話したいと思いました。
ってことで、はっきり先生には「革命めざす教育労働者です」と自己紹介しときました。
よし、オレも改めて、職場・組合・地域で星野さん奪還に向け、沖縄・全国の基地撤去に向け、がんばります
川久保真希人 2008/05/01(Thu)00:39:41 編集
» 団結についてしみじみ考えさせられました。
夾竹桃です。
マキちゃん、野村さんとのお話に巻き入れてしまいすんませんでした。
もう何時間でも話あいたかったでしょう?
本当に、帝国主義を打倒し、プロ革をやり遂げる決意も固く持ち、実際力もある労働者が、それも若い労働者・学生がたくさん起ち上がってきていますよね。

とくに私を筆頭にだけど、ああいう平場での議論に際してまだまだ語彙も展開力も貧困だと革命をプロパガンダし組織する者のひとりとして、今後の課題もはっきり見えました。
「唯物論的に喧嘩を売ったね~」と笑ってそれなりに評価してくれた方もいましたが、いやぁ~凹みまくりました。この年になってもまだまだだなぁ~。
野村さんや主催者の寛容さと熱意にマジ感謝ですよ。
底意地の悪い反応もあったけど、逆にそこから団結とは何かも再考させられました、収穫の多い集会でした。

野村さんの怒りはオキナワの怒りです。
「簡単に連帯を口にするな」という指弾は、属するところは違っても私たち二世も感じます。ダイ・インなんてやってるヤツ等や体制内被爆者運動で利権主義的保身に汲々となってる幹部連中にはそういう怒りで煮えくり返りますもん。
そういう意味でも、私自身は基地に日々殺され続け、差別され続けている沖縄の怒りと反撃の闘いを共有したい、そして被爆者自己解放の思想と闘い、歴史をぜひ野村さんと共有したいです。

私たち本土の労働者階級が団結し、真の敵と対決し、解放の道筋を明らかにする闘いを実現しなければ、百万遍「学ぶ」とか「連帯」とか「謝罪」とか口にしても信用されないでしょう。
ともに固く団結を作り出して頑張ろうね!

そして、星野さんの闘いに肉薄し、奪還しようね!
2008/05/01 12:30
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