パレスチナ─第三次インティファーダの様相！

2月27日から開始されたイスラエル軍によるガザへの大爆撃は、3月3日イスラエル軍撤退後の現在もなお続いています。

この「撤退」は４日のライス国務長官訪問のための「一時休止」であると言われていたとおり、４日夜、イスラエル軍はガザ地区南部に一時侵攻し、生後間もない女児を含む、多数の市民への虐殺をふたたび開始したのです！（許せない！！）
ライス国務長官は、「和平交渉再開にガザ停戦は条件にならない」とイスラエルの虐殺を全面支持し、今後も攻撃を加えることを「承認」しました！ （怒！怒！怒！）

^{イスラエル軍のガザ攻激}

_{２７日、１０人死亡、１４人負傷。２８日、２２人死亡、５５人負傷。
２９日、４人死亡、７人負傷。３月１日、６１人死亡、１７０人負傷。
（犠牲者の２７人が子どもで、サッカーをしていた少年たちや生後６ヶ月の赤ちゃんや生後２日の赤ちゃん）}

３月２日より、ガザを始め東エルサレムや西岸の各地で、この大量の犠牲者への追悼とイスラエル軍の攻撃に反対する大規模のデモが組織され、パレスチナの労働者はストライキに起ち、徹底弾劾の闘いが繰り広げられています。
以前より各地で大規模デモは連日闘われていましたが、ついに「第三次インティファーダ」への萌芽ともいうべき運動に発展してきました。

１９８８年の第一次インティファーダの運動の中心は、労働者と労働者家族でした。
ストライキをぶち抜き、武装し戦闘的に闘いぬいたのは労働者階級でした。

この第三次インティファーダの萌芽は決して収束にむかうことはないでしょう。

イラク侵略戦争５周年全世界反戦行動としての3・１６全世界一斉デモは、イラク人民、パレスチナ人民と連帯し、帝国主義戦争を阻止するものとして闘おう！！

^{今回のイスラエル軍の攻撃で破壊された労働組合連合の建物
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（多くの労働者がここでも殺された）}

^{パレスチナのレジスタンス}