民主労総 ソウル本部からのメール 「動労千葉を支援する会」Blogより転載

「動労千葉を支援する会」Blog　房州鉄道研究会 から、とても感動的な韓国民主労総からの仲間からのメールをコメントでご紹介いただきました。
携帯でアクセスしてくださっている読者に向けてこちらで転載させていただきます。

民主労総　ソウル本部からのメール
●080701付　イジェヨン本部長
　ロウソク集会が始まってから早くも2ヶ月が過ぎています。最初は幼い中高生から始まったロウソクが、今や民衆全体のロウソクに昇華しています。イミョンバクの独裁に年齢・性別の区分なくこの国を心配する多くの市民のロウソクで暴力政権と闘っています。今ソウルで闘っている全ての同志たちは、昼と夜が逆転している状況です。夜7時から始まる闘争が、翌日の朝5～6時に終わり、ちょっと寝てソウル本部の仕事をし、夜にはまた街頭に出て対政府闘争を繰り広げています。
　今、この異常な政府が戦争を宣布しました。予見していたことなので、みんな覚悟して闘っています。
　日本でもわれわれの状況をよく知っているので省略しますが、動労千葉の同志たちの闘っている写真を見て感激しました。こういうふうに闘わなければなりませんね。われわれ両国の同志たちのこの数年間の交流は、こういう闘いをするためのものだということを私は確信しています。
　どうかお体に気をつけて、非妥協的な闘いをお互いに頑強に展開することを願います。
健闘を祈ります。



●080701付　キムジンヒョク（都市ガス労働者）
　こんにちは。私はキムジンヒョクです（07年11月訪日、『俺たちは鉄路に生きる』感想文が採用されて訪問したんです）。
　今朝、ハンギョレ新聞で広沢同志のインタビュー記事を見て、とても嬉しくてこうしてメールを送りました。わが動労千葉の同志たちは皆さんお元気ですか。田中委員長もお元気でしょうか。皆さんにお会いしたいです。
ハンギョレ新聞に載ったのは、日本「G8反対労働者集会メラメラ」という記事でした。記事の内容はG8反対労働者集会に関するものでした。今や新自由主義反対に向け、人種、地域、国家を越えて国際的連帯と団結を叫ぶときだと思います。「戦争―失業、貧困、民営化に立ち向かう労働者の国際的団結を！サミット粉砕6・29全国労働者総決起集会には深い印象と感銘を受けました。
　少し前に社会問題となった非正規職問題などなどで日本社会でも非正規職問題が大きなテーマになっていることを見ました。韓国社会で資本と政府は、非正規職を保護すると言って非正規保護法を施行して１年がたちましたが、むしろ非正規職は爆発的に量産され、差別はさらに深まりました。非正規闘争の代表的事例だったイーランド闘争もすでに1年がたちました。そこに、資本と結合した保守政権は国民の最低限の健康権を無視し、米国の要求を一方的に受け入れた牛肉輸入問題で国民と対立しています。
　今回を契機に国民の目が開きました。国家の主人公は国民であり、全ての権力は国民から生じるという事実を知ることになりました。
　お体に気をつけて、家庭に平和と幸運が満つるように…

「労働者はひとつ！」です。
7・6サミット粉砕札幌現地闘争をぶち抜き、その荒々しい勝利をひっさげ、血債主義・糾弾主義野合の徒党に転落した破壊分子の笑止千万な策動を粉微塵にし、今夏8・6－8・9ヒロシマ・ナガサキ反戦闘争へと攻め上ろう！

本日 民主労総全面ゼネスト突入！

私たちは勝利する！

本日18：00　ソウル市庁前広場に結集した民主労総組合員

ついに民主労総がゼネストに突入した。
釜山では16：00から釜山駅前で「民主労総 ゼネスト勝利決意大会」が開催された。
ゼネスト闘争方針の一つに「キャンドル集会への総力結集」の指令が出されており、イ・ミョンバク政権打倒の実力闘争が 文字通り韓国全土の労働者の力でかち取られようとしている。
連日徹夜で闘い抜かれているキャンドル集会に恐怖したイ政権 オ・チョンス警察長官は、戦闘警察の極悪非道な暴力での弾圧を加えてきており、民主労総のゼネストに対しても「政治ストであり違法」と弾圧を公言した。
これらの反動に民主労総は「私たちは勝利する！」と力強く戦闘宣言。
今週末にかけてキャンドル集会は、イ・ミョンバクを打倒する戦闘的実力闘争として闘われるだろう。

この韓国民主労総のゼネストと実力闘争に呼応する闘いとして、7・6サミット粉砕札幌現地闘争を日本労働者階級の名にかけて闘おう！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

韓国・ハンギョレ 6・29渋谷大デモを大々的に報道！

韓国日刊紙「ハンギョレ」も、6・29渋谷サミット粉砕大デモを大きく報道　
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あまりの夾竹桃の翻訳の酷さにか（苦笑）「ハングルの日本語訳におかしなところがあれば教えてください。」に応えてくれた？のか、「6・29実行委員会」のサイト⇒　こちら　に正しい訳が12：58にUPされていましたので加筆・訂正します。（さすが！！凄い！）　
夾竹桃　(17：36）
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ハンギョレに掲載された記事抄訳とデモの写真です。

日本 “G8 反対”労動者集会　轟々
非正規職解消など叫び「韓国蝋燭のように闘おう」

　

東京・代々木公園での集会を終えた日本の労動組合・市民のデモ隊は、
「サミット 粉砕」などを叫んで渋谷駅方面に進出しようと激しく警察と衝突した

日本での主要8カ国首脳会議（G8)を前に、新自由主義改革に反対する勢力が結集している。
雨脚が強くなった29日午後3時30分頃、日本東京の代々木公園入口を封鎖した日本警察が、首脳会議反対集会を終え「サミット粉砕」を叫んで街頭行進に出る2000名の労働者・学生などに向かって繰り返し4列縦隊を注文し、道をあけなかった。

日本警察はこの日、50～60団体が参加した「戦争―失業、貧困、民営化に立ち向かう労働者の国際的団結を！サミット粉砕6・29全国労働者総決起集会」ののち、デモ隊を分散させるため、10分単位で公園入口の封鎖をちびちびと解いた。
また、街頭行進のコースの各所に2500名の機動隊員を投入し、万一の事態に備えた。

これに先立ち28～29日には、法政大学校内で反サミットを訴えた「中核派」学生38名を住居侵入を理由に逮捕し、うち15名を起訴した。

おとなしいと噂される日本のデモ隊は、この日、予想外の「戦闘力」を示した。
50～60代の全共闘世代が中心となったこの日のデモ隊は、日本警察に対し激しい肉弾戦を辞さなかった。
この過程で8名の活動家が公務執行妨害容疑で警察に逮捕された。
国鉄千葉動力車労働組合国際連帯委の広沢こう志は、「何よりも今回の集会を通して日本の労働者が力強い姿を示したことが成果」だと語った。

日本では小泉純一郎政権以降、急速に新自由主義式構造改革を推進した結果、非正規職を量産し、反貧困運動や労働運動も新たに力を得ている趨勢だ。
特に25歳の派遣労働者が起こした秋葉原無差別殺人事件以降、派遣労働の劣悪な労働環境があらためて浮き彫りにされている状況だ。

主要8カ国首脳会議が開かれる北海道では5日、「挑戦・G8サミット1万名平和ウォーキング」など5～6の大小の反サミット・対案サミット集会と文化芸術イベントが開かれ、もう一つの「世界化」を模索する。
韓国の全国農民会総連盟や民主労総関係者など30名も3日から北海道国際連帯集会に参加する。

全農の関係者は「北海道でロウソク集会をやるか検討している」と語った。
日本のマスコミの幹部は「日本の警察当局は韓国の集会参加者の動きを最も警戒している」と耳打ちした。
特に29日のデモでは、韓国のロウソク集会の力に学ぼうという声もあがり、目を引いた。　
首都圏を管轄する警視庁は、「東京が主要な戦場」だと規定し、一日最高2万1千人を動員して空港、地下鉄、総理官邸などに配置するなど警戒態勢をゆるめていない。
（　金図形　記者　2008/06/30　）