8・6朝デモで世界革命の突撃路を切り開け！

侵略翼賛祈念式典糾弾！改憲・核武装の福田打倒！

全国被爆者青年同盟は宣言する！ 

昨夏8・6、反戦被爆者の会・全国被青同と闘う労働者・学生は「侵略翼賛祈念式典糾弾！安倍打倒！」の戦闘的朝デモで、安倍を心底恐怖させヒロシマからたたき出した。

そして安倍を打倒した。

被爆６３周年の今夏8・6の朝デモは、「サミット粉砕6・29渋谷大デモ」で闘いとった階級的団結の力を武器に、昨夏以上の戦闘的デモを実現する！

機動隊の壁をぶち破り、8時15分平和公園にギリギリと肉薄し、被爆者英霊化・抹殺の侵略翼賛祈念式典を粉砕する！

平和公園に足を踏み入れんとする極悪改憲論者・核武装論者福田を、被爆者・二世・三世の怒りでズタズタにし、このヒロシマで徹底的に追いつめ打倒する！

全国被爆者青年同盟は心から訴える！ 

世界の被爆者・二世・三世、労働者、学生、高校生のみなさん！

反戦被爆者の会・全国被青同とともに「侵略翼賛祈念式典糾弾！福田打倒！」の8・6朝デモに起とう！

「祈念式典」は核武装に突き進むための被爆者英霊化・抹殺攻撃だ！

1947年8月6日、プレスコードのもと、GHQ主導のまるでカーニバルのような「平和祭」が強制された。

さらに、日本共産党はGHQを解放軍規定し、「2.1ゼネスト」を敗北させ、被爆者の怒りを見殺しにした。

 しかし、被爆者は屈しなかった！

後発性放射線障害で命を奪われ始めていた被爆者が、原爆投下を歌と踊りで祝う「平和祭」など、受け入れることなどできるだろうか！

1949年、プレスコードを実力で打ち破る「原子爆弾の廃棄」決議をかちとり、1950年、朝鮮戦争でのアメリカの中国への原爆使用検討を弾劾し、デモ・集会禁止をはねのけ実力でストライキ・街頭闘争に決起し核の使用を阻んだ。

この被爆者自己解放闘争の萌芽に恐怖したＧＨＱは「平和祭」を中止した。

しかし、翌年には労働組合主催で「全国労働者平和大会」をかちとったのだ。

 

1954年３月１日、ビキニ環礁沖での「第五福竜丸」水爆実験被曝事件を、敗戦帝国主義・日本は「中曽根予算」＝原子炉製造予算と引き換えに切り捨て、「核の平和利用」の名のもと独自の核武装に踏み込んでいった。

そのために、帝国主義と核への根底的怒りを体現する被爆者を「人類の悲劇」の尊い犠牲者＝英霊として階級性を奪いとり、放射線の残忍な影響を否定し、被爆者抹殺政策を一層加速させていったのだ。

そして現在の「翼賛祈念式典」が「官民一体」ではじまった。

 同時にこのビキニ事件は初めて核の本質を認識させ、原水爆禁止運動のうねりを作る契機になった。

しかし、原水禁運動は「保守・革新の区別もない」ものであり、当然ながら「被曝マグロを食べて被曝者になりたくない」運動の域を越えることはなかった。

被爆者はより悲惨で悲痛な体験談を求められ、挙句は熱線と爆風で肌に刻まれたケロイドを要求されただの見世物として扱われたのだ。

原水禁運動は、戦後革命期の被爆者、労働者の自己解放の闘いを何ら継承しないどころか、被爆者を同情・救済の対象に落とし込め、被爆者を分断し階級性をとことん奪い去り抑圧するものでしかなかった。

原水禁運動と体制内既成左翼は、「翼賛祈念式典」の積極的促進の一翼を担ったのだ。

 

このような被爆者自己解放の阻害物でしかない体制内平和運動を革命的路線で打倒し、全国被爆者青年同盟と反戦被爆者の会を結成した！

1971年8月6日、全国被爆者青年同盟は闘う労働者・学生と合流し、被爆者と労働者を分断してきた「祈念式典」の反階級性を暴き、ベトナム戦争の戦争犯罪人佐藤来広決死糾弾闘争に起った。

その闘いは敵階級を震撼せしめた「広島暴動」となり「祈念式典」を完全粉砕した！

そして戦犯佐藤を打倒した！

以来、8・6朝デモを、被爆者自己解放・労働者階級の自己解放をかけた革命的反戦・反核闘争として闘いとってきた！

 全世界の労働者階級の団結で帝国主義を打倒し、世界革命へ！

今夏8・6朝デモは、世界の被爆者・二世、イラク港湾労働者、米ＩＬＷＵ、軍募兵官追い出しを闘うアーリーン・イノウエさんら米教員労働組合、韓国・民主労総の決起と団結し、帝国主義の侵略と戦争と核に絶対反対を貫く国際的反戦闘争として闘われようとしている！ついに世界革命にむけた階級的国際的団結が固く結ばれはじめたのだ！

 

労働者、学生、高校生、市民のみなさん！

反戦被爆者の会・全国被青同とともに8・6朝デモに起とう！

翼賛祈念式典を粉砕し、極悪改憲論者・核武装論者福田をヒロシマからたたき出し打倒しよう！

動労千葉が呼びかける11月労働者集会１万人大結集と世界革命への突撃路を8・6朝デモで切り開こうではないか！！

 

　　　　　　　　　　　　　　　全国被爆者青年同盟